こんにちは、カニ歴20年、カニの甲羅まで食べる男です!! 毛蟹って、一尾、一尾、味が違います。 さて、カニの色のお話です。 どんな色のカニを選べばいいんだろう(笑) |
左右、同じカニです! ネットショップでよく見るカニの色は左が多いですが、色補正しています。右のカニは自然な色です。エリモ岬の東側、広尾産のカニでカニミソが抜群に美味しかったカニです。 |
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オレンジ?黄土色?とても美味しいカニ。カニの色なんて関係ない(笑) |
全部、ゆでた毛蟹です。 赤黒いカニ、赤いカニ、朱色のカニ、オレンジのカニ、黄土色のカニ、赤茶のカニ、黄色のカニ。 下記のカニを見て「一番美味しいカニの色は、コレ!!」と言える人はいないと思うぞ(笑) |
カニの色は、産地や漁場で決まります。カニの色だけでカニの良し悪しを判断できません(笑)例えば、身の詰まりの良い赤いカニもあれば、身の詰まりの悪い赤いカニもあります。また黄土色でも抜群に美味しいカニもあります。「色」は一番あてにならない。 |
カニを判断するのに「カニの甲羅形状」や「カニの足形状」、「カニの毛の感じ」「カニの厚みやふくらみ」、「重さ」などトータルで判断します。 |
カニの美味しさは、「鮮度」や「カニのサイズ」「ゆで方」の方が大きく美味しさに関係します。カニの色ではわかりません。「身の詰まり」と「美味しさ」の関係は、長くなるので別ページで紹介します。 |
これは、極上品でした。 |
美味しそうな色だけどイマイチ |
このカニの色は、ちょっとやばいかも |
この毛蟹のすべて写真を見て、どれが身の詰まりがよく、どれが美味しいなんて、カニのプロでも判断つかないです。結論として、カニは見ただけではわからないってことです。 |
これらのカニがどんなカニかわかるのは、実際にカニを触ったり、カニを食べた私だけですw「すぐ上の右端の毛蟹は、8年前の写真でエリモ岬付近が産地、約650g、カニミソが抜群にウマかったカニです。」と言った感じです。 |
カニの甲羅は、丸みがあって、ふっくら盛り上っている毛蟹が良く、足の形状は、弓なりが良い。これもあくまで絶対じゃないし、例外も多いです。見た目が悪くても、抜群に美味しいカニは多数あります。 |
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見るからに身の詰まり悪い色 |
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最下部の中央の黄色のカニ。色からして身の詰まりが悪そう、そして実際に身の詰まりが悪いカニです。でも、味はジューシーでとても美味しいカニでした。左端のカニは、見た目がとても悪い(笑)甲羅の形状もイマイチ、足の形状もイマイチ、小サイズで食べずらいですが、味はとても美味しく、カニミソも十分入ってました。 |
カニの美味しさは「カニの色を見ただけでは、わからない」ってのが私の答えです。 カニの甲羅の色をどうこう言うプロもいますが、私はカニの色だけ見るなんてぜんぜん当てにならないと思ってます。カニの色を見てわかるなんて、なんか怪しい(笑) しかも、「美味しいカニの色」と「身の詰まったカニの色」は別物。 【毛蟹を見る際、ここも見る】 ・甲羅の色 ・甲羅の形 (縦長より丸みのある形状) ・甲羅のふくらみ (平べったいカニより、盛り上がりのあるカニ) ・毛の長さ具合 (毛の長さや毛の量のバランス) ・足の形状 (弓なりになっている方が立派) ・カニのサイズ (大きさによって味が違う) 【補足】 ※カニの色は、産地や漁場によって違います。北に行くほど甲羅が赤色になり、カニミソはきれいな黄色になる。 ※カニの色で「白黒」だけが、味が落ちる。いわゆる〇〇です。 ※上記の写真は、すべて私が撮った毛ガニ写真です。 |
2022年2月に買ったカニです。同じ漁場なので色は一緒。 |
見ただけで、明らかに「身が詰まってないカニ」もあります(笑)上記の2尾は、ほとんど身が詰まってません。簡単に言えば、透明感があって色が薄い。でも、きれいなので写真向きw ■身の詰まっていないカニは浮かぶ<<< |
この毛蟹も見ただけで身の詰まりが悪い「色合い」です。ただ、味はうまいです(笑) |
カニの色はあくまで目安です。 |
いつか函館に行こう!カニが美味しい函館観光案内
「日本海 国道228号線からの風景」 |
あなたの知らない函館!函館から車で2時間半 松前町と上ノ国町を結ぶ国道228号線からの風景です。夏場はとてもきれいな風景が続き、最高のドライブコースです。 |