こんにちは、蟹の甲羅まで食べる男です!! 紅ズワイガニの漁をするには、ライセンスが必要です。北海道でそのライセンスを持っている漁師さんは4,5社しかありません。 2020年の夏、2023年の夏、そのライセンスを持つ漁師さんの船に乗せて頂きました。 イカ漁船、カキ漁船にも乗りましたが、カニ漁船が最高です! 船から見る水平線や夕焼け、日本海、北海道がとても美しい。 |
紅ズワイガニ漁は、港を出てから寝る間も惜しんで3日間、ぶっ続けで漁をします。 カニ漁のシーズンも終わりに近い夏、1日だけ(朝6時から深夜2時くらい)の漁に同行させてもらいました。 4,5日前に設置したカニ籠を引き上げに行きます。 漁場に行ってカニ籠をあげる、漁場を移動する、移動中にカニ籠を投入の準備をする、カニ籠を海に投入するを繰り返す。 休む暇なく作業をするハードなカニ漁なんです。 |
港を出て2時間で漁場に到着。 目印の浮きを回収して、仕掛けたカニ籠を引き揚げます。 |
紅ズワイガニは、深海のカニなので、深海から最初の籠を引き上げるまで30分もかかります。待機中。 | カニ籠が上がって来たら、棒で引っかけて手繰り寄せます。 | 最初のカニ籠が上がってきました。 |
紅ズワイガニがたくさんカニ籠に入ってます!シーズン中は、もっと入っているそうです。この作業台で獲れたカニを選別。 |
選別するスピードがとても早い。小さなサイズは、すべてリリース。 | 一本の太いロープにカニ籠が50個くらいついてて、5分間隔でカニ籠が休む暇なく上がってきます。 |
とっても美しい!!紅ズワイガニは、ゆでる前の方が透明感があり、きれいなオレンジ色なんです。カニは、すべて裏返ししてカゴに入れます。江差の紅ずわい蟹は、港から漁場まで2時間という好立地、すぐに水揚げされるのでとても新鮮。 |
カニのカゴが満杯になると氷をかけて、船倉の保冷庫に運ばれます。 | 船倉の保冷庫にカニを運ぶ作業。シーズン中は、甲板は、カニの詰まったカニ籠で埋め尽くされます。 この時期は、漁終盤なのでこんな感じです。 |
カニ籠をすべて引き上げたら、今度は海にカニ籠を投入する。一本のロープでカニ籠がすべて繋がっているので巻き込まれたり、海に落ちたりする可能性もあるかなりリスクのある作業。 カニ籠を上げる、カニ籠を投入するを繰り返して、漁場を移動します。 |
午後7時、この作業が終われば、夜の9時まで2時間の休憩。朝から働いているのにさわやかで余裕がある。 |
この船の若い漁師さんのチーフ兼機関長が海外からの研修生を指導。 | 若手は、全員、インドネシアからきた研修生。みんな笑顔でとても働き者でした。日本の漁業を支えてくれています。 | ロープの結び方を指導中。 |
ありがとう!君たちのおかげで紅ズワイガニが食べれます! |
インドネシアの人は、とってもフレンドリー!日本で楽しい思い出作ってください。 |
船の前部の甲板、ここでカニ籠を引き上げ、選別したりします。甲板の下は、保冷倉庫になっています。 | 船の後部、カニ籠やロープを収納し、最後部からカニ籠を投入します。 |
ブリッジの2つあるうちのひとつ。 |
このドアの中に下へ降りる階段があり、調理室、食堂と休憩室などがある。 |
奥尻島の弁天宮から見た北海道 |
北海道の太田神社 本尊の洞窟から見た奥尻島 |
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カニの獲れる漁場は、多少ぼかした書き方をします。 今回の漁場は、近場で「奥尻島の弁天宮」と「北海道の太田神社」の中間あたりでした。 尚、太田神社は、日本一参拝の道が険しい?と言われるデンジャラスでワイルドな神社。 |
挑戦したんですが、紅ズワイガニの甲羅は、堅すぎて食べれませんでした。さすが深海のカニです。 今回、撮影協力して頂いたのは、江差町にある北前水産、松田漁業部の皆様です。 (江差町は、函館から車で1時間半。) ありがとうございます!! 紅ズワイガニは、直で江差町の漁師「北前水産」さんから買えます。 来年も、再来年も、またカニ漁船に乗りたいですw |
いつか函館に行こう!カニが美味しい函館観光案内
「乙部町」 |
あなたの知らない函館観光! 函館から車で1時間40分の乙部町の海岸。 |