蟹の甲羅まで食べる男です! |
ゆでた渡り蟹(わたりがに)。函館では、ほぼワタリガニのメスの販売が多いです。足は、ほとんど食べるところがないですが、卵、本体の身、カニミソが楽しめます。
ワタリガニ独特のの甘味も十分楽しめます。函館で獲れる庶民的なカニ「クリガニ」よりはるかに美味しいです。 |
渡り蟹(わたりがに)を買いました。
これから、渡り蟹をゆでます!! |
函館の湯川の鮮魚店でワタリガニを購入。 1尾1,000円、サイズは、300g前後。 水槽で元気に動いているワタリガニ2尾購入。かなりやんちゃな蟹で同じ水槽にいる他のワタリガニの足を爪で挟んでもいでしまっています。 その為、購入時から、すでに足、爪が何本かないです。足は、ほぼ食べるところがないのでまったく問題なしです。 |
活のワタリガニ。これから、ゆでる函館産(北斗市上磯町)のワタリガニです。 ちなみに函館・道南では、本タラバガニ、ズワイガニ、毛蟹、紅ズワイガニ、クリガニ、ヘラガニ、ワタリガニなどが獲れます。 函館で主要なカニは、すべて獲れます。 |
カニゆでのレシピ・カニのさばき方
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ワタリガニ、塩、鍋の3つを用意。 ザルを使ってますが、実際は皿の方がいいです。カニが逃げないようにひっくり返します。塩は、小笠原諸島の島塩、こんな高級な塩を使う必要はありません。 |
鍋にお湯を沸かしている間に、ワタリガニを軽く水洗しておきます。 |
【ワタリガニのゆで方&ゆでレシピ】 塩(1リットルに対して約30gから50g 塩加減3%から5%)を入れた水が沸騰したら、ワタリガニをひっくり返して入れます。 入れた瞬間にワタリガニの色が、黒から赤に変わります。 ワタリガニを沸騰した湯鍋に入れる時は、ヤケドに注意です。沸騰したお湯に入れた時、その熱さでカニが足をピーンと伸ばし、広範囲にお湯が飛びます! 弱っていても毛蟹でも、ワタリガニでも、カニを入れた瞬間のヤケドは、楽しく食べる為にもマジ注意です。 再沸騰してから、ゆで時間15分。 電気コンロで一番強めに設定。 卵をしっかり固めるなら18分でも良いと思います。 |
最初は、きれに沸騰していますが、途中からアク(黄色い泡)が出てきます。しゃぶしゃぶやカニ鍋じゃないので除去する必要もありません。 そして、ワタリガニをゆでて18分が経ちました。 |
ワタリガニが入った鍋をシンクに移動して、冷水(水道水)をかけます。時間にして2、3分くらい。(氷をはった冷水に入れてもOKです) カニをきれいにする為、カニを冷やす為です。 カニを冷やすことで甘味を定着させます。 プロのカニ屋さんでは、毛蟹も、タラバも、ズワイも、ゆでた上がった時に必ず冷水や氷などで冷やします。 ホクホクのカニを食べたければ、冷水につけなくても、その辺は自由。 |
ワタリガニが、赤くなってます!! ゆで上がりは、カニ爪、足は、もげていることが多いです。 【ワタリガニのさばき方】 ワタリガニのさばき方、簡単に言えば、2つの手順で完成。 1.甲羅をあける。 2.カニ本体を縦に中央からカットする。 ワタリガニのさばき方は、これでおしまい。 ワタリガニは、カニスプーンがあれば食べやすい。カニ爪は、ハサミでカット推奨。 さばき方は、毛蟹と一緒なので、毛蟹のさばき方を参照するといいでしょう。 |
甲羅を開きます。 毛蟹より若干、きつめです。 |
本体と甲羅の両方に卵(内子)が入ってます。 オレンジ色が卵です。 |
ワタリガニの中央から左右半分に2つに割ります。 包丁でカットしても良いです。 (包丁は、ここしか出番がない。) |
卵、本体の身、カニミソを楽します。 卵のゆで具合は、ちょっとゆるい。 20分からくらいがいいかもしれません。 |
渡り蟹(ワタリガニ)は、包丁で1度だけカット、足のカットは、100円ショップの事務用ハサミを使用。身を食べるのにカニスプーンがあると便利、カニ味噌と卵はスプーンで私は食べます。 よくある質問「ワタリガニの食べれない部分どこですか?どこが食べれるのですか〜???」 私の答え「とりあえず、全部、口に入れてみれば〜」 簡単に言えば、美味しくないところは、食べない。 |
渡り蟹の卵は、「内子」と「外子」の2種類があります。おすすめは、「内子」入りのワタリガニ。内子は、とても美味です。外子は、あまり味がない。 |
内子入りのワタリガニ |
外子入りのワタリガニ |
イタリア系ワタリガニ 私のお気に入り、函館のイタリア料理店「ステラ」のメニューに「ワタリガニのパスタ 1,780円」があったので食べてみた。 ソースは、メチャクチャ美味しかったのですが、最初、カニはカニ、パスタはパスタで食べていました。途中で軽くカニの身をほぐしてパスタに混ぜて食べるんだなと気づきました(笑)。 やっぱりワタリガニは、独特の甘味のあるカニで美味しいです。パスタのソースにもよく合います。 |
いつか函館に行こう!!漁火、函館山と津軽海峡、ワタリガニ は、津軽海峡で獲れます。 函館の根崎町の浜辺からの眺め。 |
■カニのおすすめ店、美味しさにこだわる、身の詰まりにこだわる | ■激安のカニ、単に安いだけのカニ、それても、最高品質で安いカニ | ■偽タラバガニ、偽毛蟹、やばいカニの悪質店ってあるの |