「カニの甲羅まで食べる男」 タラバガニのカニミソ
タラバガニのカニミソ



タラバガニのカニミソ

こんにちは、カニの甲羅まで食べる男です!!

札幌のカニ屋さんで働いていた時、タラバガニの担当だったので結構、タラバ蟹を食べる機会がありました。でも、タラバガニのカニミソって、普通、カニ屋で働いていても食べる機会が少ないものです。

タラバガニのカニミソって??
蟹の甲羅まで食べる男


たらば蟹の甲羅の中 タラバガニにカニミソが入ってない!!!

本タラバガニを買いました!「え、え、え、カニミソが入ってない!!これって、クレームなのかな!?


ネットレビューでよく見る「ゆでたタラバガニを買いました。カニは美味しかったけど、カニミソが入ってなかったのが残念でした!!

そんなあなたへ、

甲羅のついたタラバガニを買いましたね!
とりあえず、それは大正解!


本タラバガニのカニミソ

実は、タラバガニにカニミソは、入ってません。
タラバガニには、ゆでる前にカニミソを抜くのでカニ味噌は、入ってません。。




タラバガニにカニミソが入ってない訳

タラバガニは、ゆでる前に、下処理の段階で内臓系(カニミソ)をすべて除去します。
なぜかと言えば、ゆでる際にカニミソ(のようなもの)が残っていると、それが体中に回ってしまうと蟹肉が美味しくないからです。

毛蟹や本ズワイガニは、ミソが美味しいカニ。
でも、タラバガニやアブラガニなどの足3本のヤドカリ系のカニはミソを抜いてゆでます。




*厳密にタラバガニのカニミソらしきものは、カニミソとは違う。「カニミソもどき」って言う人もいる。
*タラバガニのカニミソの記述に関して、現場主義なので学術的なことは、あまり気にしないで欲しい。

鱈場蟹のさばき方
鱈場蟹のさばき方
ゆでる前の処理として、手に持っている先端が曲がった棒でタラバカニの中のカニミソをかき出します。 全部きれいにかき出します。 かき出した後、さらにホースを突っ込んで、水できれいに取り出します。 タラバガニのメス。黄土色の部分がタラバガニのカニミソです。甲羅の中にもいっぱい入ってます。カニミソを取り出す際、美味しい卵(内子)を取り出さないように注意します。





それでも、タラバガニのカニミソをどうしても食べたい!!
そんな時は、「ゆでる」のではなく、「蒸す」と食べれます。

タラバガニのカニミソを食べる

これが、タラバガニのカニミソです。味は、ゆで卵に似ているかな。
毛蟹やズワイガニの美味しいカニミソとは、まったくの別物です。

カニを蒸すときは、当然、お湯の中にタラバガニを入れません。
カニを蒸すカニ屋さんのゆで釜です。
タラバのカニミソ



カニ

蟹の甲羅まで食べる男です!!

タラバガニは、お刺身でも食べれます。独特の甘味がありますが、 そんなすごいものでは、ありません。 ゆでた方が美味しいです。

また、タラバガニの卵の内子も、外子も「生」で食べることができます。
生の内子は、高級珍味として売られています。
タラバガニの刺身






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