カニの甲羅まで食べる男です! カニのことを書いているカニサイトで、カニの選び方、カニの種類、いろいろカニのことを書いていても「鮮度」について、書いていないケースが多々あります。 それは、鮮度のことを書くと都合が悪いケースがあるからじゃないかと.....。 私の経験から、美味しいカニを食べる為の「カニの鮮度とは」ですが、正しいかどうかは、不明(笑)。 |
余談ですが、タラバガニの「ふんどし」、「まえかけ」と呼ばれる部位。私は、勝手にネーミングして「鮮度のバロメーター」と呼んでます。タラバガニを食べる際に一番最初にここを食べます。この部位が一番最初にいたむので、ここが美味しく食べることができれば、それ自体、鮮度が良いこと。 |
「カニをゆでてから、お客様の口にカニが入るまでの時間」、カニを注文して、ゆでられ、輸送され、いつ食べるか。 「朝ゆで」、「ゆでたて発送」のカニの場合なら、賞味期限は1週間。カニをゆでてから2日経過なのか、5日経過なのかの時間経過が大きく美味しさに影響します。 美味しいカニを食べるなら、「朝ゆで」、「ゆでたて発送」を選ぶことになります。 冷凍のカニなら、賞味期限は1年。ゆでてから1カ月のカニと、ゆでてから2カ月のカニなら区別はつかないと思います。保存状態にも寄りますが、一年経過では、どのくらい味が落ちるかがポイント。 尚、冷凍のボイルの「タラバガニ足」を買っても、いつゆでられたかは、記載がないのでチェックしようがない。 ゆでてからの時間経過が大切なのは、ゆでた時から、味落ち、劣化がはじまるからです。 ただし、ゆでたホカホカが最高に美味しいかと言えば、確かに美味しいですが、ゆでたばかりのカニには、甘味がのっていません。 |
カニは、ゆでられた後、「冷凍」、「冷蔵」に分類されます。 |
【朝ゆで・ゆでたて発送】 10年前、函館朝市や札幌中央市場場外市場などでは、ゆでたカニが店頭に並んでいましたが、最近(2021年)は、ゆでたカニはほとんどなく、水槽に活きたカニがいて、注文が入ると「ゆでる」というスタイルが主流です。 究極の美味しいカニを食べるには、「朝ゆで」、「ゆでたて発送」のタイプのカニになります。 最高の鮮度とは、もちろん、活きたカニです。 ただ活きたカニが水槽に長くいるケースも多々あり、長く水槽にいると床ずれ、傷等がつく。また味もなんとなくベチャっとした感じになります。 【浜ゆで】 カニが水揚げされてから、すぐにカニをゆであげます。 ゆであげたカニをすぐに発送すれば、最高に美味しいでしょう。ただ、通常は、まだ注文がない状態なので、ゆであげたカニを急速冷凍して保存するケースがほとんどです。 浜ゆでのカニとは、水揚げしてすぐにカニを茹で上げ、急速冷凍したカニ、冷凍のカニとの認識でOK。 |