タラバガニ、アブラガニの甲羅のトゲの数での見分け方は、函館旅行後のカニを食べる際のお土産話には最適です。 でも、次の見分け方は、ちょっとプロフェショナルです! しかも、わかりずらい甲羅のトゲの数より、ずっと簡単です。でも、あまり知られていない。 甲羅のない場合のタラバガニ、アブラガニの見分け方もちゃんとあります。 |
甲羅が見えない場合、どの足でもいいです、爪の次の間接の足の「模様」を見て見分けます。 赤と白がはっきり、赤白のまだら、ストライプが「アブラガニ」です。 「タラバガニ」は、赤のライン一本です。 これは、冷凍の「タラバガニの足」を買うときにも使えて、非常に役立ちます。 ネット通販なんかでは「タラバガニ足」の販売している業者の6割くらいは、素人カニ屋さんが多いです。 悪意なく、タラバガニの足だと思って、アブラガニの足を売っている業者や知らずに買う消費者は、結構いると思います。 その理由は、カニ販売の60%は、カニのことを知らない業者さんだからです。 「タラバの足」は、冷凍庫があれば、だれでも取り扱いできる商品だからです。 *右写真は、タラバガニの足です。 |
カニ問屋さんの水槽の中の「アブラガニ、タラバガニ」を見てみよう!!!
【活アブラガニ】 トゲが少なく、トゲが太い。 |
【活タラバガニ】 タラバガニは、1尾1尾個性的でトゲトゲしい感じがする。 |
タラバガニ、アブラガニの違い中級編です。ゆでる前の「活きたカニバージョン」です!! 函館の市場を歩いていて、遠目から本タラバガニとアブラガニの区別がついたら、カッコイイぞ!たぶん? まともなカニのプロフェッショナルなら、パッと見でだれでもすぐに区別がつきます。でも、カニ初心者でもすぐにわかります。 函館の市場歩きが楽しくなります!! 具体的なポイントは3点ですが、覚えるのは1つで十分。 1.カニの足が金属的なムラサキ、青みがかったラインが混じっていれば、アブラガニ。これだけで十分! 2.甲羅のトゲが太くて、トゲの数が少ない。(タラバガニと比べて。比べないとちょっと難しいかも) 3.感覚的なパッと見の違いは、エイリアンみたいな方が本タラバガニ、ロボットみたいな方がアブラタラバです。 水槽のアブラガニ、タラバガニは、こんな感じです。比べるとわかりやすいのです。 |
【活アブラガニ】アミですくってみました。 |
【活タラバガニ】3キロ以上ある大きなサイズ |
活きたアブラガニの足は、金属的な「ムラサキ」、「青色」が異様に目立ちます。写真では、わかりずらいかもしれませんが、実際に見ると「え、何か塗ったの?」と思うくらい変な「青色」です。さらに全体ではなく、部分、部分が青色に変色しているように見えます。ちなみに、ゆでるとこの青色がきれいに消えます。 アブラガニの「青色」は、まさに異様なグロテスクな「青紫色」で全体ではなく、足の部分部分なのですぐにわかります。 タラバガニにしろ、アブラガニにしろ、甲羅の色は、産地によって様々です。甲羅の色では判別しずらいです。 ほとんどの蟹のプロは、パッと見たときの甲羅の形状で一瞬で判断します。 |
活タラバガニ |
活アブラガニ |